ポータブルヘッドホンアンプ WR2B(WhiteRabbit2B)、WR1A(WhiteRabbit1A)、WR0(WhiteRabbit0) (二期 2016?〜2020年進行形)


オペアンプとBJTを組み合わせたヘッドホンアンプ。
ゲインが低く、ボリュームもついているヘッドホンアンプでも十分な特性を確保。
リターンパスの最適化で音質も確保。

電源スイッチはMOSFETをパラにし、実測で超低オン抵抗を実現。※WR1A以降
配線の取り回しも理想に近くなり、各種改良によって音が大幅向上。

のちに出力ジャックを4極にし、GND分離。※WR2B以降(本当はWR2A以降)
単四電池4本でエミッタフォロワ出力段なので、最大出力は小さめ。
電車内やカフェなど、大きな音量を出さない場面に絞って設計しているため、
出力電圧はあまり大きく振れないものの、小型軽量と音質を両立している。
(とはいえ、インピーダンスが高く出力が取りにくいHD25-13でも、ほとんどの場合で足りる。)

0、1A、2Bの基本的な構造は同じ。
大きな違いはプリント基板の配線の仕方。部品は一部変更。
これで音にかなり大きな差が出る。

本当はWR2Aもあるのだけど、ミスったので一台で廃止。
2Aの修正版が2B。まだ気に入らないところがあるので、2Cにしたい。
3以降はトランジスタも面実装にしようかと思っている。


WR2B マイナーチェンジでは、一部変更と、かねてから検討・実験していた改良を実施。
部品も高価だし、うちの測定限界以下の値が良くなるだけなので、数値としても見えない。
それでも、理論上、理想に近づくならば使わない理由はない。
PCBでも対策はしているけれど、合わせ技のほうが効果は大きいだろう。



THD+N

WR2B ゲインは2倍
1kHz、BW:400-80kHz、無負荷と33Ω負荷
 

WR1A たぶん3倍のとき
 

周波数特性:4.2MHz〜4.7MHz(-3dB・ボリューム最大) ※WR0から。
入力インピーダンス:約10kΩ(1kHz) ※WR0から。

出力インピーダンス:0.5Ω以下(1kHz) ※実際はこれよりずっと低いけれど、コネクタの接触抵抗があるため余裕を見て。
電池のもち:12時間〜 ※ただし爆音だと短くなる。


WR Series 2nd Season (左からWR0、WR1A・WR1A小変更・WR2B・WR2A)
 

WR1AとWR2A
 

長辺方向は100mmもない(突起を除く)。
 


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