電池を放電するときの電圧を記録する&放電器


ひょんなことから新品のエネループを入手したので、
使い古したものと比較するため、Arduinoで放電時の電圧を見てみた。
大きめの電流で放電することで、あわよくば少し電池が元気になれば…とも思った。

 

電池の特性は、ものにより結構違った。
エネループはだいたい内部抵抗が低いようだけど、使い古したものは容量が減少していた。
測定時の温度が一定ではないからばらつきはあるけれど、継ぎ足し充電を
繰り返したものは、大きな電流で放電して充電しなおすことで、少し元気を取り戻すこともあるよう。

データの一部はこんな感じ。
 


放電器はオペアンプで電池の電圧を監視し、MOSFETでスイッチのon・offするもの。
放電終了後は電池が回路から切り離されるため、放置して寝ても安心。
放電終了電圧は1.2V程度から0Vまで自由に選択できる。(少し改造することでもっと広い範囲でも使える。)
動作には5V〜の電源が必要。この電圧は、MOSFETをスイッチに使うには低すぎるように見えるけれど、
1回路あたりのMOSFETスイッチ部のオン抵抗は20mΩもない。……最新のMOSFETには劣る。
電池ケースの接触抵抗はもっと大きいけどね!

このあと、他本数化・プリント基板化したものも製作した。


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