・人生に運や流れは存在するか?

結論:たぶん存在する。理由は以下の通り。


「運なんてない、確率は平等」などとのたまう人を割と見かける。

しかし、結果が収束するためには十分な試行回数が必要であり、
人生で遭遇するほとんどのものは、収束するほどの試行回数は得られない。
そうすると、結果は偏る可能性がある。(もちろん偏らずにバラける場合もある。)

サイコロを6回振っても、1から6を1回ずつ出せることはあまりない。
でも、試行回数を増やせば、それぞれの目の回数は収束してくる。

「運なんてない、確率は平等」という人は、サイコロ6回振ったら必ずすべての目が出せる人なのだろうか。


試行回数が限られるということは、人生の中で一度も良いor悪い流れがこないパターンも十分に考えられる。
人生には運以外が絡むものもたくさんあるから、本人のやり方が悪い場合もあるけれど、
本人は悪くないのにどうにも流れが悪い場合も間違いなく存在する。


人生は運要素が大きいと思っていても意外とそうではないものもあるし、
逆に運要素が少ないように見えて実は運要素が極めて大きいものもある。
当然、前者はやり方次第で良い結果が得られる可能性は上がる。
後者みたいなものや運100%のものは、どうあがいても厳しい。

占いやおみくじ、宗教等で流れが変えられればいいけれど、私はそういうのあまり信じていないから、
リセットするか、悪いところ抜けるのをひたすら待つしかないと思う。
ただ、一生で試行できる回数程度では悪いところ抜けない可能性もあるから、あんまり…。


逆に、流れがきてるときは宝くじでも買えば当たるんじゃない?
確率や期待値を考えると買わないほうが良いけれど、運はそういうのを超越するので。
当たらないものをだらだら買っていても損失増えるだけだから、当たらないならやめたほうが無難。
(私はギャンブル嫌いなので、宝くじも良い印象がない。)

―――

2022年7月。


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