・ALLPCBが無料で基板を作ってくれるらしいので久しぶりに使ってみた

※これは2021年7月時点での情報なので、のちにかわるかもしれません。
 というか間違いなく変わるでしょう。

ことの発端は2021年6月、ALLPCBからメールからきていたメール。
そこには、「FreeでPCBがプロトタイピングできるよ!」と書いてあった。
…本当は全部英語だし、それ以外にもいろいろ書いてあったけど。
もちろん、無料で製作してもらうにはいろいろと条件はある。
とはいえ、サイズや枚数、レジストの色などだけで、
ある程度小さくて、5枚までで、標準仕様なら無料になるらしい。

このメール、ちょっと信じがたいことに、Free shippingとも書いてあった。
これは、送料無料ということ。
だけど、そんなわけないだろうという気持ちと、自分の英語力に自信が持てず、
一応翻訳サイトを通してみたら、やはり送料無料という意味らしい。


作りたいものは色々とあったので、7月に入ってからサクッと描いたPCBを試しに発注してみることにした。
ALLPCB系は、中の人によって面付けの判定が変わることがあったため、
今回は単純な長方形の基板のものを頼んだ。部品数(パッド数)も、これまでで一番少ない。

ウェブサイトに行くと、フリープロトタイピングの特設ページも用意されていた。
サイズや枚数の制限が書いてあるのは当然として、
「同じガーバーを別のアカウントから連続して注文するな(意訳)」と書いてあったのは笑った。
日本人も無料だと繰り返し並ぶ人とかいるから、笑い事ではないのだけども…。

そうそう、このフリープロトタイピングは、1 Coupon/Month for Every User なので、
すべてのユーザーが月に1回使えるという、とんでもないスペシャルなサービスになっている。


あまりにも久しぶりに使おうとしたため認証を求められる等もあったけれど、
基本的には普通と同じ手順で注文すればいいらしい。
一通り必要な項目を選択して値段を計算すると、確かに一番上に0ドルの項目が出てくる。
これをBuy nowすれば良い。

ここまではわかる。
問題は本当に送料が無料なのか。

ほらー12ドルって出るじゃん!(DHLが12ドルは安い気がする。基板サイズが小さいからかも。)
 

…と思ったら……うそでしょ……?

 

このまま、0円でSubmitできてしまった。
DHLで配送して、それでも0円とは。

ちなみに、この後お決まりの文句(払ってくれてサンキュー)が出るのだけど、1円も払っていない。

 

今回はペイパルへのログインすらしていない。
本当に何も払わずに注文できてしまった。

まだ注文した段階なので、ちゃんと注文が通っているかはわからない。
確認して注文しているから、大丈夫だとは思うけれども。
珍しく、レジストも緑にした。たまには良いよね。標準仕様じゃないと0円にならないし。
(色々と選択してみたところ、cold Whiteも0円表示になったけれど、白は標準仕様ではないと思うのでやめた。)

届いたら、また書き足すかも。

―――

本当に製造されて発送されたらしい。

―――

届いた。

―――

この無料サービスはプロモーションの一環だと思うので、
使ったら、そのあとちゃんと課金してあげてね!

―――

ちなみに私は、基板屋さんではElecrowにお世話になることが多かったです。
納期が急ぎの時はピーバンドットコムのときも、なくはない。


2021年7月


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